世田谷 ボタニカルカフェ インテリアグリーン くるみどり

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葉を楽しむ!を思う存分感じるなら《カラテア》

2021.09.10

インテリアグリーン 毎日更新“食べるお花ブログ”

こんにちはくるみどりです❁

 

今回は

《カラテア》
についてご紹介したいと思います!

 

 

 

カラテア くるみどり

 

 

 

 

~カラテアとは~

 

 

カラテアは熱帯アメリカ原産の植物で

仲間にはクズウコン科の“ストロマンテ トリオスター”などもいる

全体的に属種として“カラーリーフ” 観賞性の高い美しい葉を広げる人気の植物です。

葉っぱの特徴的なものやユニークなもの、そしてカラフルな品種があり、多くの観葉植物ファンを楽しませています♪

 

 

カラテアなんといっても一番の魅力はその葉っぱが美しいと同時に

休眠運動、就眠運動をするところ

朝日が登ると同時に葉っぱを開いて、夜陽が落ちると葉っぱを閉じて眠る

そういった習性があります!

日中は葉っぱを広げて葉の綺麗な模様を見せてくれますが、

これが夜になると一変して葉を畳みます。

 

 

カラテアのまたまた面白いところは葉っぱの表の状態と裏の状態

結構色に差があります!

表面と模様が反転していたり、葉裏が赤紫色だったり、表とは印象が違う品種が多いので

この表を広げている時、そして畳んだ時の表情が違う!!

そのコントラストもカラテアの魅力だと思います^^

 

 

 

カラテアは一言で言うとちょっとクセのある観葉植物で

育て方をちゃんと知っていないと失敗してしまうような植物でもあるので

基本を捉えた上手な育て方

注意してほしいポイント

上手な楽しみ方

などをお話していけたらなと思います♪

 

 

 

 

カラテア ランキフォリア くるみどり

カラテア ランキフォリア

 

 

 

 

~カラテアの育て方~

 

基本からお伝えしていくと、カラテアは強い日差しが苦手です。

他の観葉植物に比べると若干日差しに弱い傾向にあります。

他の観葉植物が生き生きと生育するレース越しの明るい場所などに置いたときにも

若干葉っぱに痛みがダメージが出ることがあります。

葉焼けだったり、葉のフチがちょっと縮こまってくる、水切れをしてくる

そういったことがみられるので

明るい所よりも若干薄暗い位のほうが育てやすいのがカラテアの特徴です。

ですがあまりにも日陰に置いてしまうと、このせっかくのカラーリーフの良さ

葉っぱの色艶、そして模様が薄くなってしまうっていうこともあります。

これがちょっと厄介なところで

日差しはちょっと苦手、でも薄暗いと葉っぱの色が抜けてしまう

ではこの中間を取る、ちょうどいいポジションを選んであげる!

これがカラテアと上手く付き合う条件のひとつだと思います☝

 

 

なので皆さんもご購入後ご自宅に持ち帰って

まずは日陰で養生して、それからおきたい場所に置いてみる

そこでもし葉っぱの状態にちょっとでも変化がみられたら

それは日光が強いか弱いか、そこを判断してもらって

うまくカラテアが生育するポジションを選んであげてください!

 

 

 

カラテアは春から秋が成長期

この成長期の間は屋外の半日陰、木陰のような場所であれば屋外での生育も可能です。

直射日光が絶対当たらないようにしていただきたいのと

先ほどの室内の環境同様、他の観葉植物がその木陰でいきいきしている場合でも

カラテアには若干強いという可能性もあるので

もし屋外に出してちょっとダメージが出るようであれば

その日差しよりもちょっと薄暗いところ、屋外でもそういった形で

カラテアのちょうどいい日陰の場所を選んでいてください。

成長期の屋外での生育も可能ですが、基本的には結構日陰が好きな植物なので

通年室内で管理することも可能です!

見た目のインパクト美しさが相まって、インテリアグリーンとしてとても映える植物たちなので

ぜひベスポジを選んでもらって

インテリアの差し色、インテリアのワンポイントとして置いてあげると

カラテア、より一層楽しめると思います^^

 

 

 

 

カラテアは高温多湿を好む植物なので結構湿度を好みます。

室内は結構乾燥しやすく、カラテアにとっては過度の乾燥になりやすいので

保水として葉水はしっかりとしてあげてください。

カラテアは若干風が苦手なので、エアコン直下の風が当たる、サーキュレーターが当たりすぎるなど

そういった場所もカラテアは嫌います。

室内で置くときにも、通気性は滞らないけど風が強すぎない、そして陽当たりのちょうどいいところ選んであげると

カラテアはすくすくと新しい新芽をどんどん吹く植物なので

その健康状態が新芽の吹く合図と共に見られるとその生育環境に合ったと判断してもらえると思います。

 

 

 

 

カラテアの水やりについては、基本的には高温多湿が好きなので

土の水はできれば切らさない方がいいです☝

土がしっかりと乾いたその日を見逃さない、これがカラテアと上手に付き合うポイント2つ目になります!

水切れを起こしてしまうと、カラテアは顕著にダメージが出て葉っぱが枯れてしまったり

葉っぱに痛みが出てくる、そういったダメージが他の観葉植物より早く現れる傾向にあります。

カラテアの土の状態

乾いていないか、乾きすぎていないか、ここはしっかりと見極めてもらって

他の観葉植物よりも若干過保護に土の状態は見てあげてください。

水切れが嫌いだからといって、こまめな水やりをしていると

土の乾きがなく根っこが窒息して根腐れの原因になります。

カラテアが好む湿度っていうのは土の湿り気も必要ですが、

株元、株本体の周りの空気感が湿っている湿度が高いという環境をカラテアは好みます。

土がずっと湿っているのが湿度が高いではなく

葉水をする霧吹き、このカラテアが居る空間、空気感が湿度が高いということが

カラテアが好む湿度なので、皆さんぜひ、観葉植物育てる時湿度の捉え方に注意してください!

土がずっと濡れているのは観葉植物にとってはあまり良くありません。

 

 

カラテア オルビフォリア くるみどり

カラテア オルビフォリア

 

 

 

またカラテアは、結構水の吸収力が高いです。

ここまで綺麗な葉っぱを大判で生い茂らせ、広げるような観葉植物なので

葉っぱからの蒸散も多い、つまり根から水分を吸う力がとっても強いです!

他の植物、同じ土の量、同じ土、そして水をあげる

そういった形で同じ条件にしてみると

カラテアの方が若干土の乾きが早いっていうことが見られます。

他の観葉植物と同じ感覚ではなくカラテアとして、土の渇き、葉っぱの表情を見てあげてください。

 

 

成長期の間は土が乾いたらしっかりの水やり

これを押さえていただければ問題ないと思います。

冬はカラテアも休眠状態に入っていくので、

土が乾いたら鉢の半分くらい湿る程度の水をあげてください。

 

 

 

カラテアは寒さ若干苦手で、他の観葉植物が成長が緩やかになるのが15度以下くらいですが、

カラテアは20度切ってくると若干緩やかになり始めます。

休眠期に入る準備の段階が早い観葉植物なので

他の植物と同じように育ててているとカラテアの方がいち早く水の吸いが緩やかになっているので

今早い段階で土の乾きが鈍くなってきます。

他の観葉植物と同じにせず、カラテアはカラテアで土の状態を見極めてあげるようにすると

うまく休眠期に入っていって、冬締めて育てる、ちょっと休ませるということも容易にできると思います☝

 

 

 

カラテアは寒さが苦手なので

他の観葉植物同様、室内で冬は育てるかと思いますが

カラテアは葉っぱの乾燥が特に苦手です!!

他の観葉植物が大丈夫な場合でもカラテアには過度な乾燥につながっていることがあります。

土の乾きを見ると同時に、葉っぱが乾燥しないように

“葉水” 霧吹きによる葉水は冬場も続けてあげてください。

特にカラテアは暖房による乾燥、冷房よりも暖房による乾燥を嫌います

暖かい空気が葉っぱに当たると、結構葉っぱがチリチリに縮こまってきて

この美しい葉っぱにダメージが出てくるので

その場合も霧吹きをして葉っぱの保水をしてあげてください。

夜間例えば暖房を切る、最低でも10度以下に下がってしまうような環境に置いているときには

できれば暖気が残るご自宅の中でも棚の上や、天井に近い部分に置いてあげると

株を冷えから守ることができます。

 

 

 

カラテア ドッティー くるみどり

カラテア ドッティー

 

 

 

~カラテアに対する注意点~

 

 

カラテアを育てる上で覚えておいて欲しいのが

①日陰が好き

②風に当たることを嫌う

③寒さに弱い

④乾燥に弱い

この4点、ちょっとカラテアはデリケートな観葉植物です!

ひっくるめて言うと、カラテアは環境の変化に若干弱いです。

ちょっとでも水を切らしてしまった、ちょっとでも乾燥に当ててしまった

こういったちょっとした環境の変化に敏感に反応する観葉植物なので

他の植物よりも若干気にかけてあげる程度で大丈夫ですが、

水入れ等マイナートラブルに注意してあげてください。

 

 

 

カラテアはハダニの被害が出やすい観葉植物です。

ハダニとは、ダニと名前ついてて蜘蛛の仲間ですが

葉っぱの裏に住み着いて、葉っぱの樹液を吸う害虫です。

ハダニが発生すると、葉っぱ全体の色味が悪くなってくる、枯れてくるというのもありますが

ハダニの厄介なところは繁殖率がとても高いところです。

1枚の葉っぱにハダニが出ていると、その株はもちろん

飛沫感染で他の観葉植物、他のカラテアにも飛んでいってしまう可能性があります。

ハダニの予防としては、毎日の霧吹き

この葉水による霧吹きを葉っぱの表面と同時に裏にもしてもらうと、

ハダニは水を嫌うのでハダニの発生を防げます。

また、万が一ハダニが発生してしまったら

拭き取って除去してもらうのはもちろんですが、

どこに潜んでいるかわからない、結構見落としがちな害虫でもあるので

ベニカなどの殺虫剤でスプレーをしてもらって

ちょっとその日だけは外に置いて養生をして完全にハダニをやっつける!

これをしていただかないと、ハダニによる被害が出やすいのと同時にダメージも出やすいです!

やっぱり敏感なカラテアは、ハダニのダメージが出ると

他の観葉植物と耐えられるけどカラテアだと葉っぱが顕著にダメージが出る、こういったパターンが多いです。

色んな所でデリケート、敏感繊細な観葉植物なのでハダニの被害にも注意してあげてください。

 

 

 

あとは上手に育てるポイントとして

水の吸水力が強くて、葉っぱ、新芽がどんどん展開してきます。

そうすると新陳代謝で下葉が枯れてくるので、その下葉は枯れてきたらすぐにカットしてあげてください。

ずっとついた状態でいると病害虫の発生にもつながりますし見栄えも悪くなります。

養分を新しい新芽に転換するために、もう早めの段階で葉っぱが傷んできたらカットをしてあげましょう。

カラテアはお花も咲きます❁

株元の方でちょっと儚げに咲くのがカラテアのまたいいところです^^

そのお花も楽しんだらその後カットをしてあげてください。

とにかく綺麗に育ててあげたいので、花芽、あとは枯れた葉っぱ、これは適宜カットしてもらう

カラテアの環境を整えてあげる上手に育てるポイント1つ目です☝

 

 

 

カラテア 育て方

 

 

 

~手がかかる植物ほど愛着もわく~

 

ここまで話した基本を参考にご自宅でカラテアの心地よい空間にみつけてあげて

是非育ててみてあげて欲しいのですが、

難しいな!!と思ってしまった方もいるかもしれません>_<

ですがこれは知っているか知らないかなので

知っていれば、ちゃんと対処してもらえれば

カラテアは室内を彩る観葉植物としてはとてもインテリア性の高いデザイン性の高い素晴らしい観葉植物なので

ちょっと新しい上級者レベルチャレンジしてみようかな!

純粋にこのカラテア気に入った!育ててみたい!

ちゃんとカラテアのことを知って付き合っていきたい!

そう思ってくださった方
ぜひカラテアをお手にとって欲しいです!

 

 

 

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