世田谷 ボタニカルカフェ インテリアグリーン くるみどり

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モンステラの植え替え

2021.08.19

インテリアグリーン 毎日更新“食べるお花ブログ”

今回はYouTubeでもご紹介したモンステラの植え替えをご紹介

他の一般的な植物に共通する事ばかりなのでぜひいろいろな植物に応用してあげてくださいね☝

 

~用意するもの~

 

用意したものをご紹介

まずは、鉢底に入れる“軽石”

 

軽石 くるみどり1

 

軽石は入れてあげることによって鉢の底の部分の通気性を高めてあげる役割があります。

これがないと土ばっかりになってしまって、例えば水あげた時の水はけも悪くなりますし

それが根腐れに繋がるっていう事もあるので鉢底用の軽石は用意してあげてください。

 

 

 

観葉植物 土 くるみどり

 

あとは観葉植物用の土

こちらは専用に配合されているものであればものは問いませんが、

いろいろ使う中でご自身のお好みの土を愛用して頂ければ一番良いと思います☝

 

 

 

鉢底ネット くるみどり

 

“鉢底ネット” こちらも用意しましょう。

鉢穴の上を多少塞いであげるような役割があります。

これをするかしないかで土落ちこぼれの量が全然違うので絶対に鉢底ネットは用意してあげるようにしてください。

 

 

 

 

~植物を鉢から抜く~

 

葉っぱが当たらないように気をつけながら鉢側面を叩いて抜いていきます。

土を揺らしてあげたいので植え替えをするは水が乾いたタイミングが良いです。

水やりをするタイミングの日、乾いたなーっていう日に

植え替え日を調節して土を叩いてあげると

中で土が攪拌されるので根を傷めずに植物を抜くことができます。

モンステラは根がすごくしっかりしている、根の張りがとても良い植物なので

年一の植え替えはしてあげないと、恐らくすぐ根詰まりするような植物です。

これは覚えておいて頂いた方が良いと思います☝

 

 

モンステラ植え替えくるみどり

 

この時に根っこが白く生きている根っこと、茶色く枯れてしまっている根っこが露出すると思います。

白くてフレッシュな根が多い分にはそのままで、茶色く枯れた根はこの時にカットしてスッキリ処理してあげましょう。

 

植物が鉢から抜けたら今度は鉢底ネットを使う鉢の径に合うようにカットしたものを用意します。

植物入れるサイズによって鉢穴のサイズも変わってくると思うのでそれは鉢穴のサイズに合わせたようにご自身で切ってあげて下さい。

鉢底にネットを敷いたら軽石を鉢底に入れていきます。

鉢底が隠れる位を目安に大体2~3㎝ぐらい入れてあげてください。

次に軽石が見えなくなるぐらい土を入れていきます。

 

これを入れたら “マグァンプ” 元肥と呼ばれる肥料を入れて植え替え直後のダメージのフォローと栄養を補給してあげます。

このマグァンプを今1㎝ほど入れた土の上にパラパラと蒔いていきます。

ひとつまみぐらい入れてあげれば大丈夫です☝

根がマグァンプめがけて伸びていくのでこの鉢底の1㎝土を敷いたタイミングで入れてあげましょう。

 

 

~植物を鉢に入れて土入れ~

 

今度は植物の場所を決めてあげます。

モンステラは気根といって(空中に出す根っこを気根と呼びます)茎の至る所に根を出します。

気根は植物が土からではなく空中からの水分を吸ったり

モンステラなどのつる性の植物は自身を支えるための支柱として自然界では出しています。

気根も立派な根っこです!この植え替えの時に入る分は土に植えてあげてもいいと思います。

鉢に入れるときには最初にしっかり鉢の中心を捉えてセットします。

今この時点で真ん中からもしずれていると土を入れた時に動かせなくなってくるのでまずここでしっかりと場所を決めてあげましょう。

横から見たいとか真上から見たりとか…いろんな箇所から見てまず真ん中を決めてあげます☝

決めたら土を入れていきます。

最初の土入れで土が足りずに高さが足りない時は一度植物を取り出して鉢底石上の土をもうちょっと足してあげて高さを出してから周りに入れていきます。

 

モンステラ植え替え くるみどり3

 

ある程度土が入ったら一回鉢を叩いてあげて土を落とす、中に入れ込みます。

これだけだと全然足りず、まだ根っこの中の空間だったりとか鉢と植物の間など

叩くだけで全然沈んでいくのですが

これをもっと沈めてあげるということが必要になります

この土を入れ込む作業には身近なものだと“割り箸”が使いやすく便利です☝

割り箸で鉢の周り、鉢縁を中心にグサグサと差しながら入れ込んであげます。

この作業をしてあげることで根っこと土にしっかりと隙間なく土を入れ込むことができます。

この土を入れ込む作業をしてあげないと今後水やりをした時に土がグッと沈んで株がぐらついてきてしまったり

純粋に用土が足りないので植え替えもまたまた必要になってきます。

しっかりと入れ込んで隙間なく植物がしっかりと支えられるように、立ち上がるように

根と土の空間、隙間は作らないように入れ込んでいきましょう☝

 

モンステラ植え替え くるみどり2

 

 

一周するとだいぶ土が中へ落ちていくのでまたまた土をここに足していきます。

割り箸をさして土を入れ込んでもう1回土を入れ込む

これをやってもらえればまんべんなく、くまなく、隙間な土が入っていると思います。

これを何度か繰り返し、丁寧な土の入れ込み作業をして植物がしっかりと根を張れる環境を作ってあげましょう。

しっかり入ったと思ったら、鉢を叩いて土と株が揺れないか確認します。

出来ていれば、しっかり入ってるので株もぐらつかず、土の揺れも無いはずです。

そこまで来たら最後に土を押さえてあげてしっかりと固定して水締め(水を与えて土を締める)をして完成です。

 

 

モンステラ植え替え くるみどり5

 

 

 

~マルチング材でおしゃれに土の露出を防ぐ~

 

ここで完成でも良いのですが、鉢の上ギリギリまでは土を入れず

“マルチング材”を使ってあげるとより仕上がりが綺麗で便利です。

このモンステラには“ココナッツファイバー”を使用します。

マルチング材にはメリットがたくさんあり、

害虫の発生予防だったり、あとは純粋に土が露出していると小さなお子さんがいるといじっちゃうとか

ペットを飼っているご家庭だと土を掘っちゃうとか嫌だなっていう方にもオススメです。

水やりの際のドロ跳ねも防ぎますし、土表面の水分蒸発を穏やかにするので水やりの頻度を少なくする事も☝

良いとこたくさんのマルチング材、皆さんにもぜひお勧めしたいです!

モンステラ植え替え くるみどり6

 

 

 

~植え替えを楽しんで植物と末永く健康に付き合おう~

 

植え替えをしてあげると植物は新たな用土をもらいさらに大きく成長するフィールドを与えられたことに大喜びです!

植え替えのシーズンは涼しく穏やかな季節を狙って、
春の植え替えの時には夏の成長期に向けてぐんぐん成長してくれると思います!

 

おしゃべりはしませんが手間をかけた分、植物はその分成長で私たちに応えてくれます☝

皆さんもボタニカルライフ、もっともっと楽しめますように♪

 

YouTube動画で今回の植え替えを説明しています❁

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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