世田谷 ボタニカルカフェ インテリアグリーン くるみどり

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【夜眠る*エバーフレッシュ】マイナートラブルを予防できる上手な育て方

2021.08.15

インテリアグリーン 毎日更新“食べるお花ブログ”

人気の観葉植物

《エバーフレッシュ》

 

育てている方も多いかもしれないですね

育て方・豆知識ご紹介していこうと思います。

 

 

 

エバーフレッシュ くるみどり 1

 

 

~エバーフレッシュ基本情報~

 

 

マメ科の植物で

仲間には“ネムノキ”

ネムノキといえば夜眠る、睡眠運動・就眠運動をすることで有名だと思います。

このスタイリッシュな細い枝を細い枝をスーッと上に伸ばす植物なので

株立ちのものもあれば、巻きの状態で仕立てて販売されている株もあって

見た目、小さなものから大きなものまである多くの方に親しまれている植物です。

 

原産は南米、ボリビアとあとブラジル、南米原産の植物で

現地では30m近く背が高くなるような常緑樹なので

日本では観葉植物として室内で管理されてる方が多いんですが

いつか旅行とか行けたら現地の本物見てみたいなあなんて思う植物です♪

 

 

エバーフレッシュの一番のポイント特徴は睡眠運動にあると思います。

夜、葉を畳む理由としては

 

葉っぱの無駄な蒸散を防ぐ、葉からの水分の蒸発を防ぐっていうのが

 

第一の目的とされています。

葉っぱが繊細な植物なので、葉の水分が抜けてしまうと本体にダメージが出る

場合によっては枯れてくるっていうダメージに繋がるので

植物も防衛反応として夜は閉じて無駄な蒸散を防いでいるわけですが、

 

 

こういった睡眠運動をとる植物他にもあります。

 

 

カラテアだったりマコヤナ、ストロマンテトリオスターなどは同じように

夜就眠運動をする植物です。

共通して言えることは 葉っぱの水分の蒸発 を嫌うっていうところです。

 

葉っぱの水分の蒸発を防ぐ、もしくは私たち自身でフォローしてあげるために

“葉水” をどの植物にもしてあげてください。

これは就眠運動がある植物はそうかもしれないっていうのは

ひとつインプットしておくと育てるときのポイントになると思います☝

 

 

エバーフレッシュ くるみどり2

 

 

 

~エバーフレッシュの育て方~

 

春から秋、ここがエバーフレッシュの成長期

“暖かい時期”っていう風に覚えていただくと良いと思います。

成長期の間に関しては、他の植物同様 

 

土が乾いたらたっぷりの水やり

 

プラス先ほどお話ししました

通年の葉水で葉っぱの水分をフォロー してあげましょう。

 

結構水は好むので水切れをしたらたっぷりしっかり与えてもらって

十分に水分を吸わせて育ててあげてください。

樹木にあたるので多少の水切れで枯れる事はそうそうありませんが

エバーフレッシュ、繊細な面があって

 

水切れを起こすと葉っぱを落とす可能性があります

 

葉っぱを落としてもある程度は新芽が増えてきて

回復することがほとんどなんですけど

できれば水切れはしないように土の渇きには十分注意して育ててあげてください。

 

 

冬がきたときは、エバーフレッシュは休眠期に入ります。

冬の間はあまり水を必要とせず

じっくりゆっくり寒い冬を乗り越えるシーズンに入るので

水やりは土が乾いてからもう3~4日待ってもらってしっかりと土を乾かしてから水を与えるようにしてください。

この水もたっぷりしっかりではなく土半分が濡れる程度で大丈夫です。

水を締めて育ててあげることによって

株自体の水分が減ることで株の樹液の濃度が高まります

“寒さへの耐性”

寒さをしのぐように受益の濃度を高めて育てて春を待ちましょう。

ただし冬の間も

暖房が効いた部屋に置いている場合、空気の乾燥、植物は嫌います。

エバーフレッシュ特に嫌います

 

葉水は毎日!

 

本当に通年葉水は毎日してもらって大丈夫です。

冬、葉水によって株自体が冷えてしまう、そういった心配はないので

エバーフレッシュに関しては葉水を冬もしっかりとしてあげることをオススメします。

 

 

エバーフレッシュ くるみどり3

 

 

~置き場所や移動時の注意点~

 

エバーフレッシュは日当たりを結構好みます、春から秋の成長期に関しては

 

室内の明るいところ

 

もしくはデッキやテラスなどある方は

徐々に日光に慣れさせて屋外で管理することも出来ます。

日本の酷暑でも暑さには耐えてくれます。

 

ここはもちろん水切れさせない!

 

っていうのを前提でお願いします。

外の暑さで、水の乾くスピードは速くなるので

室内で育てているときよりも屋外の半日陰で育てている時の方が

水切れのスピードは速くなります。

 

土の渇きをしっかりと見極めてあげた上で屋外の管理も成長期の間は可能です。

寒さには弱いです。

南米原産なだけあって、寒さ特に外に置いていると霜が発生しますが、その霜、特に嫌います。

外気でいうと15度を下回ってくるようになったら

屋外で管理していた場合には室内の暖かいところ

日照条件は多分いいところに置いていたはずなのでカーテンレース越し

室内の明るいところに移動させてあげるようにしましょう。

 

エバーフレッシュのみならず、植物は急な環境の変化を嫌います。

 

室内から屋外へ出すとき、屋外から室内に戻す時

これは徐々に環境の変化を感じさせてあげることが大切です。

まずは室内の日陰にあったら室内の明るい場所、カーテンレース越しに移動する。

そこで一週間から10日まずはその日差しに慣れさせる。

その日照条件に慣れさせるという事をした後に

今度は屋外、屋外のそれも日陰外気と室内の空気感、全然違うので

外気に慣れさせる、あとは外の日光、日照条件に慣れさせる

日陰で慣れてきたそのタイミングで

今度は半日陰、ちょっと明るいところに移動してみる。

 

 

ちょっとした段階を踏むだけでも植物は順応する力を持っているので

徐々に徐々にその環境に慣れて行きます。

時間をかけてゆっくり時間をかけて植物をご自身の置きたい環境に置く、もしくは置きたい環境に戻す

これは急な変化にはなく必ず段階をおって置き場所を変えてあげてください。

 

 

 

エバーフレッシュ くるみどり4

 

 

~害虫に注意~

 

エバーフレッシュ、注意してほしい点は“害虫”です

この害虫の面に関しては、葉が繊細なのでちょっとダメージが出やすいです。

多くの場合はハダニやカイガラムシですが

ハダニは結構葉の裏に多くつくタイプなのでこの細い葉っぱには比較的付きにくいのですが

エバーフレッシュの怖いところは、カイガラムシです。

 

新芽を多く吹く、本葉になったとしても本葉自体が柔らかく繊細

こういう植物はカイガラムシが好みます。

またエバーフレッシュは樹木なので樹木には樹液を多く含んでます。

カイガラムシはその樹液を吸って生きる害虫なので

葉っぱの節々葉の付け根のところにカイガラムシが発生すると

すぐ葉っぱにダメージが出て葉を落としがちです。

葉っぱが縦横無尽に広がる植物なので、一箇所発生すると見つけにくいですし繁殖が早いです!!

次から次へといろんな箇所にカイガラムシが点在しやすいので

カイガラムシが発生しないようにするには

 

毎日の葉水・通気性の滞らない環境

 

を与えてあげてください☝

害虫は風通しの良い場所、葉水による水を嫌います。

毎日霧吹きをしてあげてください。

風通しの良いところ、通気性の滞らないところをキープしてあげれば

エバーフレッシュのカイガラムシの発生防げると思います。

 

 

ただどうしても発生してしまった場合

それは“取り除く”それでは結構見落としがちな場所が多い植物です。

これだけ隠れる、潜む場所があるのでなかなか目視で取ることは難しいので

一回発生したら

“ベニカ”等の殺虫剤で完全に死滅させることをお勧めします。

植物のことを考えられた薬品であれば、植物にダメージが出ることはありません。

 

ちなみに新芽は黒いのであの黒い新芽が出てきた時取らないでくださいね☝

 

 

エバーフレッシュ5 くるみどり

 

 

 

 

~可愛いお花と種鞘がポイント~

 

エバーフレッシュの魅力は可愛いお花にもあります❁

丸いポンポンのような、黄色いポンポンのような可愛いお花をつけてくれます。

花の咲く季節は4月から9月、成長期の間ですね。

その一輪は大体2~3日で終わってしまいますが

この繊細な葉っぱとまたまた繊細なお花

ほわっとして可愛いお花を咲かせてくれるので

お花が咲いたら是非是非愛でてあげてほしい植物です❁

 

また、“種”をつけてくれることが多いです

種鞘をつけたばかりのころはまだ青々としてます。

グリーンの種鞘を細く長く出したあと、これが熟してくると

だんだんと赤くなってきます☝

ホント綺麗な赤になるのでびっくりしないでください!!

これは種鞘です☝

その種鞘が乾燥してくることによって縮こまってきて螺旋状になります。

その種鞘が割れて黒い種子が出てくるんですけど

この赤い鞘をつけることに由来して

和名では《アカサヤネムノキ》

という風に呼ばれています

ご自宅のエバーフレッシュが種がついて

それが熟してアカサヤ、赤い鞘になって黒い種が取れた時には

是非それ種まき春口にしてあげるといいです。

ご自身でとった種で新たな植物育ててあげるのも楽しいと思います♪

 

 

エバーフレッシュ くるみどり6

 

 

 

~エバーフレッシュの豆知識~

 

エバーフレッシュ花言葉が“胸のときめき”だったり“歓喜”

とてもポジティブな幸せを運んでくれるような花言葉が付けられています。

これは昔中国の方のお話で

ある家庭のご主人様結構不機嫌な方だったらしく

それで家庭にはちょっと暗い陰が落ちていたそうです。

その時に奥様が、このエバーフレッシュのお花をつけたお酒をご主人にお出ししたところ

とっても上機嫌になってその家庭が“歓喜”に沸いた

旦那様にとっては“胸がときめいた”

そういう逸話からこの花言葉からついてるんですけど

その花言葉にちなんで《夫婦円満の象徴》として親しまれている方も多いそうです。

是非新婚さんのご家庭だったりこれから新生活を始めるよって方のお引っ越し祝いなど

そういった方へのギフトなどにもおすすめな観葉植物です。

 

結構この涼しげな見た目を好まれる方も多いですし

私は自分で育てるのも好きですが、誰かにプレゼントして喜んでいただけるっていうのも観葉植物の魅力だと思うので

ぜひギフトお探しの方、そういった逸話があったなーってことちょっと思い出してもらえたら

是非その時にエバーフレッシュ、チョイスしてもらえるといいのかなと思います❁

 

 

今回はエバーフレッシュのお話をさせていただきました。

見た目も涼しげで爽やかなエバーフレッシュ

ぜひお家にお迎えしたら上手に育てるポイント

おさえて大切に育ててあげてくださいね❁

 

YouTubeにてエバーフレッシュの事もお話ししています。

 

 

 

 

 

 

 

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