2021.08.14
インテリアグリーン 毎日更新“食べるお花ブログ”
こんにちはくるみどりです♪
今回は
《フィカス ウンベラータ》
ご紹介していこうと思います♪
~ウンベラータの基礎知識~
人気のウンベラータ
結構育てている方も多いかもしれないですね^^
フィカスウンベラータは
熱帯アフリカ原産の植物です。
大ぶりな葉っぱ、そしてその葉っぱがハートの形をしていることで
人気が高いのではないのかなと思います☝
日本の園芸店では
大体1m高くても2mないぐらいのものが一般的に売られていますが
現地アフリカの方では10m超えるような常緑高木にあたるので
うまく生育すれば今、鉢上50㎝丈のものも大きく育てることができます!
同じフィカス属のゴムの木たちに比べると
若干葉っぱが薄くまた大判な葉っぱをつけるので
そこがちょっとした違いになっていて、
また育てる上でも若干のポイントの差が出てきます☝
葉っぱに綺麗な葉脈がくっきりと出る姿も魅力的で多くの観葉植物のファンの方を
魅了しているポイントだと思います。
~フィカスウンベラータの育て方~
まず一つ、日当たりを結構好みます☀
耐陰性は低めで、室内の明るいカーテンレース越しを選んで育ててほしいです。
あまりにも陽が足りない場所に置いてしまうと
せっかくこういった生い茂った葉っぱでも葉っぱを落としてしまう可能性があるので
もしご自宅に持って帰って
『調子が悪そうだな』
『葉っぱを落としてきたな』っていう時には
日当たりが足りないかもしれないというのも一つ考えてみてください☝
直射日光は苦手ですが
暖かい春から秋、成長期の間に関しては屋外での生育も可能なので
その時は柔らかい日差しが入るような屋外を選んで育ててあげるのもいいと思います。
暑さに結構強くそして寒さ若干弱いです。
先ほどもお伝えした屋外で成長期、春から秋は管理が可能ですが
そういった方も、通年室内管理の方も
冬はウンベラータには暖かい場所を確保してあげてください。
暖房を入れないような部屋に置いているとウンベラータ寒さで葉っぱ落としてしまうので
冬場も葉っぱの状態をキープしたいようであれば
暖かい場所で管理してあげることをお勧めします!
置く場所の明るさと同時に保って欲しいのは“風通し”です。
風通しが悪いと根腐れだったり病害虫の被害にあってしまいます。
特にウンベラータは葉っぱが大判で樹木なので
その樹液を吸うハダニやカイガラムシの被害が出やすい観葉植物です。
ぜひ風通しはキープしてあげてそういったところは予防しておきましょう☝
成長期は先ほどからお話ししてるように春から秋、暖かい季節が成長期です。
冬になると成長緩やかになりますが、
この緩やかになるのも室内の置く環境によっては暖かさがあればじわじわと生育を続ける可能性もありますし、
逆にしっかりと冷えに当ててあげると葉っぱを落として休眠状態に入る場合もあります。
それはもうご自宅の置く場所によって
ウンベラータの冬の過ごし方が変わってくると思うので
ぜひそこはご自身のウンベラータの状態を見てあげて下さい。
もし葉っぱ落とすようであればそれは休眠に入っている合図なので
水は絞め気味、ほぼ断水と言ってもいいと思います。
3週間に1度ぐらいが目安です。
水やりの量も土が半分湿るぐらいあげれば大丈夫です。
もし冬場も暖かい場所をキープしてあげて
葉を落とさない、今まで通りの葉の状態をキープできるようであれば
引き続き生育は続けていくので土が乾いたら水やりをしてあげてください。
~水やりの量とタイミング~
成長期の間は土が乾いたらしっかりと水やりをしてあげてください。
冬は成長が緩やかになる季節なので、土が乾いてからさらに待ってもらって
葉っぱがくたっと下を向いてきた時、このタイミングで鉢の半分ぐらいをあげるようにしましょう。
これで成長緩やかなスピードに合わせた水やりにできると思います。
春になってくるとまた新芽の展開が一気に活発になってくるので
そのタイミングで休眠をあけたっていう風に感じてもらって
水やりは土が乾いたらたっぷりというふうに戻して頂いて
葉っぱの状態、新芽の吹くタイミングを見計らって
季節の移ろい楽しんであげてください❁
~綺麗に健康に育てるポイント~
ポイントは3つ☝
*1 大判な葉っぱ
この葉っぱに埃がのらないように注意してあげてください☝
この大きい葉っぱなだけあって埃がのりやすいです。
埃が葉の表面に積もってしまうと光合成のサイクルを乱す原因になってしまうので
葉っぱは埃が付く前に拭き取ってあげてください。
ちょこちょこご説明させて頂いてるこの《リーフシャイン》
葉っぱに艶を保って埃がのらない、静電気による付着を防いでくれるスグレモノ*
リーフシャインを使ってもらっても問題はありません!
ちょっと葉っぱが薄いタイプなのであまり過度にかけすぎると葉っぱにダメージが出てしまう可能性があります。
ちょっと遠目に離して薄らかかるくらいにしてあげると
ホコリの付着を防ぐこともできると思うのでぜひお試しください♪
*2 通年の葉水
これもぜひ、水やりと別で葉水を考えてしてあげてください。
水やりは土の状態を見てする水やりの方法ですが、
葉水は葉っぱの状態をキープする、
葉っぱの状態を見て葉をダイレクトに保水することです。
成長期の間に関してはもうほんと毎日してあげてください!
葉っぱが薄く大判なだけあって葉っぱの蒸散のサイクルが早いです。
葉っぱが乾燥しやすいというのがウンベラータの持つ特徴でもあります。
薄い葉っぱに水分が保たれるように
エアコンを入れる、暖房を入れるそういったご家庭は特に
葉水で葉っぱの保水、葉っぱの水分量をキープしてあげましょう!
この葉水によって
病害虫の被害も予防できます。
ハダニやカイガラムシは水が嫌い!!
霧吹きの時に葉っぱ表面にするのはもちろん
葉の裏☝
裏にもしてあげるとさらに病害虫の予防として効果が上がると思います。
ハダニやカイガラムシは葉っぱの裏に付着して樹液を吸う害虫なので
葉の表面にかけるよりも葉の裏に水をしてあげた方が葉水をする時に発生してしまってた場合には発見にもつながりますし、
デイリーに霧吹きをしてあげることで病害虫の予防にもつながります。
*3 剪定して仕立てながら楽しむ
一度剪定して樹形を整えて、また剪定して樹形を整えてと風に葉っぱが縦横無尽に広がる分
剪定、カットをして仕立てる
という楽しみがある植物です♪
剪定して整えるタイミングは
できれば成長期の間でも5月6月の穏やかな気候の時期を狙ってやってあげるとベスト☝
剪定するメリットとしては以下があげられます
・葉の重なっている場所の剪定
・葉の重なりを防ぐ(透いてあげる)
・置いている箇所によっては一本枝がスッと伸びて邪魔になっている箇所をカット
これらと別に、植物は新陳代謝によって基本的には古い葉っぱが黄色く枯れてきて新しい新芽を吹くので
黄色い葉っぱがそのまま付いている場合はいつでも剪定してもらって大丈夫です。
剪定をしてあげるとその枝から二股もしくは三つ股に枝を増やしてくれるので
1本の枝から2本3本広がって上の方にボリュームが出る!
剪定して形を整えてあげることでご自身の好きなように仕立てることができるので
是非その剪定も楽しんでほしい植物です^^
せっかく生育したのに剪定して
その上の葉っぱ捨ててしまってはかわいそうですよね!
それらは“挿し木”
水耕栽培に移行してもいいです☝
それを使って
新たな株を増やすこともできるので
それも楽しみの一つとして
どんどん増やす、自分の中で繁殖できる!
これもボタニカルライフの魅力だと思います♪
是非楽しんで欲しいです♪
YouTubeにてウンベラータについてお話しさせて頂いた動画もあるので
ぜひもっと知りたい方はコチラもご覧ください♪
今ウンベラータを育てている方も
これからウンベラータをお迎えする方も
参考にくるみどりと一緒にボタニカルライフを楽しみましょう♪
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